貴志 俊彦(アジア史)
小学生のときはテレビっ子だった。とくに「兼高かおる世界の旅」は、毎週家族そろっての恒例行事だった。読書は、それほど好きであったわけではない。それでも、木造の図書室で子供向けの冒険小説を熱中して読んでいた。……
貴志 俊彦(アジア史)
小学生のときはテレビっ子だった。とくに「兼高かおる世界の旅」は、毎週家族そろっての恒例行事だった。読書は、それほど好きであったわけではない。それでも、木造の図書室で子供向けの冒険小説を熱中して読んでいた。……
高橋 知子(国際制度論)
新しい現象:グローバル・サウスという「主役」
国際関係論は、近代外交において、紛争がいかに平和裏に解決できるかを論じるところから確立した分野です。……
フレイ ウルスラ(地域研究、ジェンダー/メディア研究、社会学)
この春、「カルチュラル・アジリティ(Cultural Agility)」という新しい科目を学部生向けに教える機会があった。私は以前から……
社会共生研究部門・助教
2024年7月にライブラリアンとして着任しました。大学では東南アジア島嶼部の宗教や文化に関心をもって勉強してきました。その後、アジア経済研究所でライブラリアンとして働き、……
オフィンニ ユディルさんインタビュー
甘やかされて育った子供時代、眼科医である母は私の健康を特に気にかけていました。例えば、夜間に公園の近くで遊べばデング熱を媒介する蚊に刺される恐れがあることや、……
山田 千佳(公衆衛生、地域研究)
外来の技術が、ある地域に伝わっていく過程は、実に複雑だ。私は、ある公衆衛生に関する技術が、インドネシアで伝播する過程について調査しており、その過程をどう捉えれば良いか、頭を抱える毎日を過ごしている。……
テラ・トゥン(歴史学、香港在住)
拙著Epistemology of the Past: Texts, History, and Intellectuals of Cambodia, 1855–1970(『過去の認識論─1855-1970年におけるカンボジアのテキスト・歴史・知識人』ハワイ大学出版会、2024年。邦訳は未刊行)は、……
土屋 喜生(東南アジア研究、近現代史)
2000年代の終わりごろ、私はまだ学部生でしたが、国連東ティモール選挙支援チームで仕事をする特別な機会に恵まれました。……
ジャン=パスカル・バッシーノ(経済学)
カナダのケベック大学モントリオール校歴史学部に務めるクリストファー・ゴーシャ教授は、20世紀ベトナム史研究を牽引する歴史家として知られています。…