「地域研究のデジタルトランスフォーメーション」と、アカデミズムと社会との架橋をめざして – CSEAS Newsletter

「地域研究のデジタルトランスフォーメーション」と、アカデミズムと社会との架橋をめざして

Collected Back Issues 2020-12-22

渡辺一生 連携准教授インタビュー

聞き手:町北朋洋(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)
    甲山治(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)
    帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所准教授)

構成・協力:英明企画編集

ドローンを使った高精度かつ高頻度な地域環境情報の収集技術の確立をめざす「フィールドロボティクスプロジェクト」の統括責任者として地域研究の新たな手法を提案してきた渡辺一生(わたなべ・かずお)連携准教授。2020年10月からは、ドローンの販売やソリューションビジネスを手がけるWorldLink&Company社の技術統合化室室長を兼務し、先進技術を用いた地域研究のアップデートと学術成果の社会実装に取り組む。新たな立場から構想する地域研究の未来と社会連携の可能性とは。

内容紹介
根幹にあるドンデーン村での調査:「地域全体を俯瞰したい」という願望
ドローン技術の発展と社会実装を実現するうえでの課題
学術界と社会との橋渡し:経験の蓄積と兼務の立場を活かす
ドローンが拓く地域研究の新地平① 地理情報の「見える化」と共有
ドローンが拓く地域研究の新地平② バーチャル・フィールドの可能性
おまけ

東南アジア地域研究研究所ニューズレター第4号(2020年度)掲載)