アジアの中心で目からウロコ – CSEAS Newsletter

アジアの中心で目からウロコ

Collected Back Issues 2022-08-12

帯谷知可准教授インタビュー

聞き手=志田夏美(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)博士課程/日本学術振興会特別研究員)

ユーラシア大陸の真ん中、中国の西側からカスピ海の東側に広がる乾燥地帯に位置する中央アジアは古来オアシス都市における定住と遊牧生活が営まれ、早くからイスラーム文化を受容して東西交易で栄えた地域です。ロシア革命後にソ連傘下で社会主義化がすすめられ、ソ連解体後にカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国は主権国家として独立、民主化、市場経済化と、近年目まぐるしい変化を経験している地域でもあります。帯谷先生の専門はこの中央アジアの近現代史および地域研究。今回は、絨毯づくりから見るウズベク牧畜民の「伝統」と生活文化について研究をすすめるASAFAS博士課程院生の志田夏美さんが聞き手をつとめます。

内容紹介
なぜ中央アジア研究?
女性研究者への道
研究テーマの発見と選択
フィールドで
日々の研究と生活
研究のおもしろさ
インタビューの後にもう一言

東南アジア地域研究研究所ニューズレター第6号(2022年)掲載)