マリオ・ロペズ(文化人類学)
2025年2月22日、清水展名誉教授が逝去されました。人類学者であり、フィリピン研究の専門家である清水教授は、友人たちから「Hiro」の愛称で親しまれ、……
マリオ・ロペズ(文化人類学)
2025年2月22日、清水展名誉教授が逝去されました。人類学者であり、フィリピン研究の専門家である清水教授は、友人たちから「Hiro」の愛称で親しまれ、……
志田 夏美(京都大学ASAFASグローバル地域研究専攻博士課程 / CSEAS学振特別研究員)
私は現在、中央アジア・ウズベキスタンの沙漠地帯(草原や山間部を含む)に暮らす人々の生活技術に着目して研究をすすめています。……
帯谷 知可(中央アジア近現代史、中央アジア地域研究)
私の本来の専門はウズベキスタンを中心とする中央アジアの近現代史・地域研究なのですが、以下はそこからだいぶ越境することになった研究テーマのお話です。……
高橋 知子(国際制度論)
新しい現象:グローバル・サウスという「主役」
国際関係論は、近代外交において、紛争がいかに平和裏に解決できるかを論じるところから確立した分野です。……
テラ・トゥン(歴史学、香港在住)
拙著Epistemology of the Past: Texts, History, and Intellectuals of Cambodia, 1855–1970(『過去の認識論─1855-1970年におけるカンボジアのテキスト・歴史・知識人』ハワイ大学出版会、2024年。邦訳は未刊行)は、……
土屋 喜生(東南アジア研究、近現代史)
2000年代の終わりごろ、私はまだ学部生でしたが、国連東ティモール選挙支援チームで仕事をする特別な機会に恵まれました。……
土屋 喜生(東南アジア地域研究、近現代史)
2023年6月から1年間のアテネオ・デ・ダバオ大学(以下ADDU)出向において、私が一番力を入れることになったのが学部生の教育でした。…
土屋 喜生(東南アジア地域研究、近現代史)
ウォルター・リップマンは『世論』(岩波文庫、1987年。原著は1922年刊)の中で次のようなたとえ話を……
エリベルト・ルイズ・タフォヤ(政治経済学) 本稿では、フィリピンをはじめとする東南アジアやグローバル・サウス諸国のスラム[1]を研究対象とする人々、あるいはそこで社会活動を行う人々、自治体関係者・政策担当者やその他のアク…