町北 朋洋(労働経済学、産業発展論)
最近はセルフレジを設ける店が多くなり、商品を入れたカゴを手前に置き、レジの向こうのハンガーに買い物袋をかけ、商品のバーコードの部分をレジの黒い窓にかざします。……
イラスト:Atelier Epocha(アトリエ エポカ)
町北 朋洋(労働経済学、産業発展論)
最近はセルフレジを設ける店が多くなり、商品を入れたカゴを手前に置き、レジの向こうのハンガーに買い物袋をかけ、商品のバーコードの部分をレジの黒い窓にかざします。……
ネイサン・バデノック(言語学)
日本で生活していると、身の回りのいろんなものに毎日話しかけられていると感じる。近所のコンビニに入る時、吉田山に登る時、市バス205号系統に乗った時、私には……
土佐 美菜実(ライブラリアン)
私たちの日常生活では外国語を理解するのに翻訳ツールや生成AIを利用することが今や当たり前になっており、その便利さを様々な場面で享受していることは言うまでもありません。そんな現代ですが、……
山崎 渉(食品衛生学、人獣共通感染症学、動物感染症学)
病原体と私の出会いは20歳になって間もない1993年1月、ネパールからインドへの夜行バスの中で始まりました。村々の停留所でバスが止まるたびに……
久納 源太 (地域研究、都市研究)
それは、乾季のジャカルタでのことだった。私は二人の友人と街で有名な刑務所に向かっていた。受付を終えると、首から下げる訪問者証を渡され、ブルーライトに反応するスタンプを手の甲に押された。……
帯谷 知可(中央アジア近現代史、中央アジア地域研究)
つい最近、ベラルーシ出身のある女性と同席する機会があった。ウクライナ支援のボランティア活動に携わっているそうだ。それはロシア語を解する日本人が集った場だったのだが、開口一番、……
坂本 龍太(フィールド医学)
幼い頃、姉と私が寝る前に母がいつも絵本の読み聞かせをしてくれた。小学生時代もよく図書館に連れていかれて、熱心に本を選んだ。一度に借りることができる冊数が限られていたから、何冊もの本を抱え、タイトルや挿絵、……
貴志 俊彦(アジア史)
小学生のときはテレビっ子だった。とくに「兼高かおる世界の旅」は、毎週家族そろっての恒例行事だった。読書は、それほど好きであったわけではない。それでも、木造の図書室で子供向けの冒険小説を熱中して読んでいた。……
フレイ ウルスラ(地域研究、ジェンダー/メディア研究、社会学)
この春、「カルチュラル・アジリティ(Cultural Agility)」という新しい科目を学部生向けに教える機会があった。私は以前から……